090927 カフェ研レポート

「テーブルゲーム・カフェ -みんなで楽しむテーブルゲーム  あ・ら・か・る・と-

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ホスト   こりれいず(もうひとつのこどもとおとなリレーションズ)
マスター   須藤 達也
レポート spacer スタッフがお手伝いしながらやりたいゲームを選んで遊ぶ、テーブルゲーム・カフェ。この日用意したのは独・仏のゲームを含む20作。参加者たちは開始時刻とともにポツポツと集まり、7・8月の「青葉縁日3」関連イベントに参加したご家族からは「楽しかったから、従兄弟も連れてきた」なんて声も。テーブルゲームには人を楽しく結ぶ力があるようで、先に体験した方が、後から来た方に説明しながら遊ぶ姿もしばしば。この日も、リピーターのお子さんが初参加の大人に教えながらプレイするシーンがありました。そんなカフェでは、初対面の子ども同士が仲良くなるのは、もはや必然。どこの学校か関係なしに、名前を呼び合いケタケタと楽しそうに笑っています。もちろん、家族でじっくり派の参加者も。「そのコマ、そこに置いたら夕飯がどうなるか分かるよね?」なんて母から息子への脅し(?)の言葉も、ここでは和やかな親子のコミュニケーション。あちこちで歓声があがる中、カフェは終了時間に。次回開催は11月末。「20日も待てないよ!」とは、幼稚園年長児のAちゃんの言葉。「本当はもっとあるよ(笑)」との言葉を胸に、初のカフェは無事終了しました。須藤 達也(こりれいず 代表)
開催日時 spacer 2009年9月27日13:00~16:00

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091209 カフェ研レポート

「Cafeぐろーかる第5回「乾いた大地に希望を植えよう」

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ホスト spacer JICA東北
マスター  

波塚奈穂(JICA仙台デスク)

ゲスト   新妻香織(フー太郎の森基金) 
     
report  

Cafeぐろーかる、今回のテーマは「アフリカ」「環境」。エチオピアで植林などを行う福島のNGO「フー太郎の森基金」の新妻さんをゲストに、エチオピアの森林破壊や水不足の現状などをお話しいただきました。過度の森林伐採により見渡す限り木の見当たらないエチオピアの写真。植林の結果かなり緑は増えていましたが、深刻な水不足により人々の心がすさんでいる話などは重く胸に響きました。エチオピアのオーガニックコーヒーを飲みながらのカフェブレイクでは「このコーヒー美味しい!」と大好評でした。スカイプでエチオピアと通話を試みるも、その日はエチオピア全土で通信状態が悪くインターネットはおろか国内通話すらもつながらなかったとのことで、残念ながら現地とつながることはできませんでした。それもエチオピアのリアルな現状ということで、「ぐろーかる」を感じていただけたのではないでしょうか?次回以降も世界と仙台をどんどん結んでいきたいと思います!波塚奈穂(JICA仙台デスク)

 

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101120 カフェ研レポート

レポート「第8回Cafeぐろーかる~ラテンカフェ~」 

ホスト spacer 仙台国際交流協会(SIRA)
マスター   佐藤 麗(SIRA)
report   今回は、“ラテン~中南米~”をテーマに、中南米はアルゼンチン・ペルー出身の方と、パナマで活動してきたJICAスタッフを交えて参加者の皆さんとお茶を片手に交流しました。はじめに中南米の地図ゲームから始まり、和気あいあいとカフェはスタートしました。マテ茶の作り方では、実際に南米で飲まれているマテ壺とボンビーリャ(鉄のストロー)を使って飲み方を学び、熱いのにストローで飲むなんて!と一同びっくり!パナマの体験談では、運河のこと、食文化などいろいろな話を聞くことができ皆さん熱心に耳を傾けていました。最後のフリートークでは、マテ茶とお菓子を片手に話がはずみ、中南米のことを少しでも知ることが出来て良かった、誤解していたところがあったがこのカフェで理解が深まったなどの意見もあり、充実したあっという間の2時間でした。次回、ラテンカフェ2もお楽しみに!
    文責:佐藤 麗(SIRA)
開催日時   2010年11月20日(土) 11時から13時

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レポート「第3回micafe~手応えのある環境、他者の居る都市~」 

ホスト   身体メディア研究会
マスター   堀江政広氏(東北工業大学クリエイティブデザイン学科)
ゲスト spacer 鈴木毅氏(環境行動デザイン研究)
report   micafe第3回は、大阪大学大学院工学研究科の鈴木毅さんをお招きして、都市空間における人の「居方(いかた)」についてお話頂きました。最初に見せて下さったのは、ご自身で撮影されたたくさんの写真やビデオでした。世界中の公園や都市空間、建築物のなかに様々に「居る」人々。その居方は、国により、文化により、そして空間により、それぞれに異なります。また、環境にぴったりと寄り添うように居る人々は、それ自体が環境の一部として認識され、見せて頂いた写真はどれもそれ自体が一つの絵のような完成した空間として映し出されていました。次に、鈴木さんは知覚心理学者ギブゾンのアフォーダンス理論から、行動や視覚の変化による自己と建築物の関係性の変化について、「手応え」という言葉を用いてわかりやすくご説明下さいました。そして、それと同様、ある空間における自己と他者との関係についても、他者の「居方」、またそれを認知することが、自己の「居方」や環境そのものに対する認知に関わってくるのだとお話下さいました。その後、参加者は、鈴木さんのお話をもとに、各テーブルごとに熱い議論を交わしました。普段何気なくとっている行動やふるまいは、実はその空間や環境と切り離して考えることができないこと、都市や建築はそこに居る人々との相互作用により認識されること、多くの気づきと学びを頂いた数時間でした。
  坂田邦子(東北大学大学院情報科学研究科)
開催日時   2010年10月29日(金)18時から20時
開催告知web   micafe