建築史・建築批評家で東北大学准教授の五十嵐太郎氏が建築雑誌『建築ノート』(誠文堂新光社)誌上で監修している誌上読書会“ROUND READING”の公開収録を兼ねた読書会カフェ。当日の模様は2009年7月10日刊行予定の『建築ノートNo.7』に掲載される。
“ROUND READING”は、6人の発表者が課題図書に関して発表を行い、参加者全員で議論をするという形式。毎回場所とテーマを変えて開催されており、今回は今年8月に行われる日本建築学会大会[東北](せんだいメディアテークも会場となる)での記念シンポジウム『都市は<デタラメ>か?』(出演:隈研吾、宮台真司、五十嵐太郎)の予備ディスカッションとして行われ、課題図書はシンポジウムに出演する五十嵐氏・宮台真司氏・隈研吾氏の著作からそれぞれ2冊を取り上げた。地方郊外の文化や自然の観点から見た建築論が熱く展開され、3時間にわたって聴講者も交えた濃密なディスカッションが行われた。
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