20081213 詩の文学館「尾形亀之助を読む」

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仙台ゆかりの詩人の作品を、ゆかりの場所で楽しむ「詩の文学館」。仙台在住の詩人・武田こうじさんのポエトリーリーディングをお届けしてきました。最終回は大正から昭和にかけて活躍し、今もファンの多い尾形亀之助。メディアテークから目と鼻の先の西公園に住まいがありました。
5番チューブカフェでの開催にあわせ、スターバックス コーヒーのご協力により、参加者の方々にはスパイシーなクリスマスブレンドのコーヒーがふるまわれました。
当日は光のページェントで、会場は家族連れやカップルで賑わい、静かに詩を味わうにはちょっと難あり?と心配でしたが、武田さんが柔らかい声でリーディングを始めると、そこにぽっかりと、ことばの空間が生まれました。
「亀之助の詩は日常を綴ったものが多く、ささいなことをことばに変えています。その中にある日常の描き方が、今の自分たちの日常に重なるのでしょう。」と武田さん。終了後、いつもより質問が多かったのは、亀之助のことばが届いたからかもしれません。
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    ホスト 仙台文学館
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fromカフェ研   本棚はその人(人格)を表すと言いますが、カフェにもお店独自で選定した本がよく置いてあります。文学館カフェでコーヒーを提供してくださったスターバックス コーヒーでは、Book for Two(ブック フォー トゥー)という、あなたのこころをすでに満たした1冊の本でほかの人のこころまであったかにするというコミュニティプログラムをクリスマスシーズンに実施しました。今回のカフェは、武田さんの詩の朗読で、一人でなく参加者全員が文学を楽しめるカフェ空間となり、参加者はカフェと文学との切っても切れない関係を楽しめたのではないでしょうか。
     

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20081213 詩の文学館「尾形亀之助を読む」

ホスト spacer 仙台文学館
ゲスト   武田こうじ(詩人)
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カフェの内容   「詩の文学館」は、在仙の詩人・武田こうじさんのポエトリーリーディングをとおし、詩を耳で楽しんでいただくイベントです。仙台・宮城デスティネーションキャンペーンにちなみ、仙台ゆかりの詩人を取り上げ、これまで草野心平、土井晩翠、島崎藤村の作品を「武田語訳」し、リーディングでお届けしています。最終回は大正から昭和にかけて活躍した「尾形亀之助」。おいしいコーヒーを飲みながら、亀之助作品の不思議な魅力に触れていただければと思います。
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開催日時  
2008年12月13日(土)19:00−19:30
    参加料無料
    協力 スターバックス コーヒージャパン