20080920 FeslabCafe

クリエイティブシティカフェ vol.02

report spacer
クリエイティブ産業分野に関連する方をゲストに招き、リラックスした雰囲気の中、ゲストと参加者が交流を楽しむ場となることを目的とする「SC3Cafe」。 
今回は、ゲストに横浜のNPO法人クリエイティブクラスター岡田智博氏をお招きし、文化活動を通じて新たな都市風土の転換に成功したオーストリア・ウィーンの事例や、リンツで開催されている「アルスエレクトロニカ」が地域文化や産業に与えた影響などについてお話をしていただきました。その中で、創造的な風土づくりには、市民の文化多様性を認める風土づくり、多様な能力を持った個人が活躍できる環境づくりが重要であるなど、貴重なご提言もいただきました。
後半は、岡田さんと東北大学大滝教授によるトークセッションのほか、参加者からは仙台での取り組みに関連して幅広い質問がなされ、ゲストと参加者の距離が近い、まさにライブ感溢れるカフェになったと思います。なお、今回のトークセッションの内容は、後日、クリエイティブ関連都市型フェスティバル調査研究会(FesLab)webサイト(http://feslab.net/)にも掲載される予定です。ぜひそちらもご覧下さい。
  spacer  
    ホスト 仙台クリエイティブクラスター
     コンソーシアム 熊谷和典
spacer    
fromカフェ研   2回目を迎えたSC3カフェ。岡田智博氏のお話は、メディア芸術が地域にもたらす効用を活動拠点である横浜や海外都市での事例を紹介して進められました。岡田氏独自の視点から率直な言葉で語られた内容から「現状を、目を見開いて、まざまざと見なくてはいけない」と強く問いかけられたかのようでした。質疑応答では講義に触発されたかの様に更なる盛り上がりを見せ、問いかけに答えるだけではなく、いつの間にか会場はディスカッションの場となりました。最後まで冷めぬ熱気を残して終了を迎えた今回のカフェ。その出会いから何かを生み出す事が出来る可能性を垣間見ることが出来ました。
     

dsc_0021  dsc_0003