100926 テーブルゲーム・カフェ

告知「テーブルゲーム・カフェ5」

 

ホスト こりれいず(もうひとつのこどもとおとなリレーションズ)
マスター   須藤 達也(代表)
ゲスト   テーブルゲームで遊んでみたい方ならどなたでも
カフェの内容   第5回目のテーブルゲーム・カフェは、日・独・仏等のボードゲームやカードゲームを子どもも大人も一緒になって遊びます。お友達同士やご家族連れで、ぜひご参加ください。※ゲームの持ち込みはご遠慮ください。
開催日時   9月26日(日)13:00-16:00(出入り自由)
会場   せんだいメディアテーク7階 goban tube cafe
参加申込方法   参加無料・事前申込不要・定員 なし 問合わせ こりれいず(もうひとつのこどもとおとなリレーションズ)TEL:070-5470-6355(17:30-22:30)E-mail:korireizu@willcom.com
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100801 カフェ研レポート

レポート「第3回 てつがくカフェ~<老いる>ってよくないこと?~」

ホスト spacer てつがくカフェ@せんだい
マスター   西村高宏(てつがくカフェ@せんだい 東北文化学園大学教員)
report   国連は、65歳以上の老年人口数が全人口の7%を超えるとその社会を「高齢化社会(aging society)」と呼び、さらにそれが14%に達すると「高齢社会(aged society)」と定義しています。総務省統計局の「人口推計」によれば、平成22年7月時点での日本国内の65歳以上人口は全体の23%にまで達しており、日本は超高齢社会を突き進んでいると言えます。それにもかかわらず、わたしたちの社会は<老い>を<老い>として、すなわちそれを肯定的に語るコトバや文化を持ち合わせていないのではないでしょうか。今回の哲学カフェでは、まずはそのあたりを共通の問題意識として確認したうえで、<老い>をいかに語るかといった独特の切り口から議論を始めていきました。<もの>や<ひと>の価値を「~ができる」といったかたちで、すなわちその<生産性>から判断する生産能力主義的な語りからでは、<老い>はいつも「~ができない」「~ができなくなった」といった非生産的なものとしてしか語られなくなる。そうなれば、必然的に高齢者は受動的な存在もしくは否定的な存在とみなされ続けることにもなりかねない。他方で、最近提唱されはじめた「アクティブ・エイジング」や「プロダクティブ・エイジング」などといった「活動的な高齢者」という<老い>のイメージもまた、そもそもそれは<老い>そのものについて何かを語っているとは言えないのではないか。なぜなら、それは依然として生産能力主義的な視点から<老い>や<高齢者>を語っているにすぎないからである。わたしたちは<老い>を<老い>として語ることばを意外に持ち合わせていない。このように<老い>の文化が空白であり続ければ、<老い>はよくないもの、望ましくないものであり続ける。<老い>をどう語りなおし、デザインし直すべきか? 今回の議論はこのようなかたちで一気に核心へと突き進んでいきました。議論の最後に、参加者のお一人が、ホイジンガの「ホモ・ルーデンス(遊ぶ人)」という考えを引き合いに出しながら、日本では<高齢者の遊び>に関する意識(実際、高齢者の遊びの種類が極端に少ない)が低い、それはある意味において「老いの文化」が極端に貧相なものになっていることを証明しているとも言えないか、という指摘をしてくださりハッとさせられました。参加者のみなさん、今回も刺激的な対話の場を作り出していただき、ありがとうございました。
    文責:西村高宏(てつがくカフェ@せんだい)
開催日時   2010年8月1日(日) 15時から17時
開催告知web   てつがくカフェ@せんだい

100729 カフェ研レポート

レポート「第2回micafé~(Y)OUR MEMORIES (Y)OUR STORIES 記憶のフィジカリティー 「間」を越境するパフォーマンス~」 

 ホスト   身体メディア研究会
 マスター   堀江政広氏(東北工業大学クリエイティブデザイン学科)
ゲスト spacer 高山明氏(演出家・Port B主宰)
report   第2回となる今回は、Port B(ポルト・ビー)という演劇ユニットを主宰されている高山明さんをゲストスピーカーにお迎えしました。高山さんが手がけられたそれぞれに異なる、しかし高山さんの思想が貫かれている4つの異なる作品たち。「私たちは…」という語りによって取り込まれ/排除される「私」の存在をシニカルに表現する『雲。家。』、『東京/オリンピック』。都市と人の記憶をつなぎ合わせ、池袋のサンシャイン60という「モニュメント」を手がかりに強烈なストーリーを紡ぎ出す『サンシャイン62』。『個室都市東京』では文字通り都市に「暮らす」人たちの声を集め、都市のリアルをこれでもかというほど強く私たちに突きつけました。このような作品が生まれる背後には、高山さん自身の演劇との出会い、そして独自の演劇観がありました。見る(参加する)人たちの身体感覚を否応なしに引き出し作品を完成させるその手法は、高山さん自身の身体化された記憶の中から生まれているのだなぁと実感。「演劇」というものに対する私たちの既成概念が覆された数時間でした。参加されたみなさんにとっても、高山さんとのトークを通じて今までとは少し違う日常を探すきっかけになったのではないでしょうか。
  坂田邦子(東北大学大学院情報科学研究科)
開催日時   2010年 7月29日(木)18:00-20:00
開催告知web    micafé

100912 てつがくカフェ@せんだい

告知「てつがくカフェ@せんだい~他人のこころの痛みって理解できる?~」

ホスト てつがくカフェ@せんだい
マスター   西村高宏(てつがくカフェ@せんだい、東北文化学園大学教員)
カフェの内容   てつがくカフェは、わたしたちが通常当たり前だと思っている事柄からいったん身を引き離し、そもそもそれって何なのかといった問いを投げかけ、ゆっくりお茶を飲みながら、「哲学的な対話」をとおして自分自身の考えを逞しくすることの難しさや楽しさを体験していただこうとするものです。第4回目のテーマは「他人のこころの痛みって理解できる?」です。どなたも気軽にご参加ください。
開催日時   9月12日(日)15:00-17:00 
会場   せんだいメディアテーク7階 goban tube cafe
参加申込方法   無料・事前申込不要 お問合わせ 西村 tanishi@hss.tbgu.ac.jp 
開催告知web   てつがくカフェ@せんだい