100710 カフェ研レポート

レポート「第2回映像カフェせんだい~さあ、次は、あなたの作品です~」 

ホスト spacer メディアリテラシープロジェクト
マスター   久保田順子(仙台市民メディアネット)
report   7月10日(土)は「映像カフェせんだい」の2回目の開店でした。「わたしにも言わせてビデオで~」と思って作っている仙台の方の作品を募集したのですが、嬉しいことに5作品も集まりました。SLを撮った迫力満点の作品、彼岸花の赤い色が印象的な作品、台原の森林公園をひたすら歩いた・・それだけなのにとても面白かったもの、パラグライダーの空の散歩のきも~ちの良い映像、きっちり撮ってある伝統芸能は残しておきたい作品。上映のあと、制作者の苦労話や秘話?などを聞きながら、見た人たちで感じたことなどを、それぞれの作品について自由にトークしました。2時間がとても短く感じるくらい話がつぎつぎに繋がっていきました。和気藹々という感じでしたね。映像は表現の可能性も大きいし、見ることも楽しいです。3回目は自分の作品を上映するスリルを味わってみませんか。また、ぶらっと寄ってくださって、映像を楽しんでいただきたいと思います。気持ち良く過ぎた時間を共有して2回目のカフェが閉店しました。       
    文責:久保田順子(仙台市民メディアネット)
開催日時    2010年7月10日15時から17時
開催告知web   映像カフェせんだい

100709 カフェ研レポート

レポート「第1回micafé~風景に身を置き、食べる~」

ホスト   身体メディア研究会
マスター spacer 堀江政広氏(東北工業大学)
ゲスト   太田浩史氏(建築家・東京ピクニッククラブ主宰)
report    「風景に身を置き、食べる」イメージするだけで幸せな気分になれるテーマでお話下さったのは、東京ピクニッククラブの太田浩史さん。会場には「ベイビープレイン」という東京ピクニックのオリジナル・マット(?)が敷かれ、参加者たちは思い思いにベイビープレインの上に座り込んで太田さんの話に聞き入りました。太田さんのお話はまずピクニックの歴史から始まり、その後ご自身が主宰されている東京ピクニッククラブの活動を紹介されました。19世紀後半、鉄道の普及とともに郊外化したピクニック。東京ピクニッククラブでは、反対に都市空間の中にピクニックを楽しめる場所を探し、様々なピクニックを試みてこられたそうです。その後、太田さんのお話に刺激を受けた参加者たちは、グループに分かれて「仙台でピクニックをするなら、どこでどんなピクニックをするか?」というお題に取り組み、各グループが独自のピクニックを考案し、発表しました。ちなみに、建築家であり、東京大学講師でもある太田さんにとって、ピクニックは「お仕事」ではなくあくまで「シュミ」ということでしたが、それにしては詳細な説明&大胆な活動にびっくり。大変楽しいひとときでした。 
    坂田(東北大学大学院情報科学研究科)
開催日時   2010年7月9日(金) 19:00-21:00
開催告知web    micafé

100727 micafe

告知 「第2回micafé~(Y)OUR MEMORIES (Y)OUR STORIES 記憶のフィジカリティー 「間」を越境するパフォーマンス~」

 

ホスト 身体メディア研究会
マスター   堀江政広(東北工業大学クリエイティブデザイン学科)
ゲスト   高山明氏(演出家)
カフェの内容   micafé(ミカフェ)では、みなさんと一緒に私たちの「身体」というメディアについて考えます。第2回micaféは、演劇ユニットPort B(ポルト・ビー)を主宰している高山明氏をゲストスピーカーにお招きし、都市を舞台に繰り広げられるツアーパフォーマンスのお話をもとに、時空を越えた私たちの身体と記憶について考えてみたいと思います。ぜひお誘い合わせのうえおでかけください。※詳細は下記ウェブサイトをご参照ください。http://www.media.is.tohoku.ac.jp/micafe/ 
開催日時   2010年7月27日18時から20時まで
会場   せんだいメディアテーク 7F goban tube cafe
参加申込方法   500円(ワンドリンク付き)*事前申込不要 お問合わせmicafe22@gmail.com (坂田/東北大学大学院情報科学研究科) 

100627 カフェ研レポート

レポート「第2回てつがくカフェ~このカラダってわたしのもの?~」

ホスト   てつがくカフェ@せんだい
マスター spacer  西村高宏(てつがくカフェ@せんだい 東北文化学園大学教員)
report   わたしたちは、日々の生活のなかで、自分が自分自身のカラダとどのように付き合っているのかについて問い直す機会はあまりありません。そもそもこのカラダは自分の所有物であって、それゆえ完全に自分の自由にしてよいものであると言い切れるのかどうか。あらためて考えてみるとなかなかこたえに困る難問です。今回の対話のなかでは、そもそもわたしたちは何らかの〈物を所有する〉のと同じような意味において〈自分のカラダを所有する〉とは言えないのではないか、という問いかけについてとくに議論が白熱しました。〈物を所有する〉とはそれを対象化できて、なおかつそれを自分が自由に処理できるということであって、わたしたちは自分のからだを完全に対象化して自由に処理することができないがゆえに、そもそも〈自分のカラダを所有している〉などとは言えないのではないか。さらには、このカラダは〈わたし自身〉なのであって、〈わたしの所有物〉とは最初から言えないのではないか、などの意見が出されました。対話の途中では、日常生活のなかで自分のカラダが自由にならないことのもどかしさなどについての発言などもあり、議論の行方が予期せぬ方向に揺れ動いていくようで、あらためて哲学カフェの魅力を感じることができました。参加してくださったみなさま、有難うございました。
    文責:西村高宏(てつがくカフェ@せんだい)
開催日時   平成22年6月27日(日)15:00-17:00 
開催告知web    てつがくカフェ@せんだい