そもそもなぜ節電(=発電)実験を行うことになったかお話しますと、
7月8日に行った新聞第1号のミーティング時に、
時事ネタ記事の案としてあがったのが始まりでした。
節電が呼びかけられる昨今、制活編集支援室的な節電を提案してみよう、ということになったのです。
それがずばり、レモン電池の実験だったというわけです。
今振り返ってみると、実験って楽しそうだね、そういやレモン電池ってあるよね、
「節電」と称して実験を記事にしたら面白いんじゃない?って話だったような気もします。
とにかく、7月26日18時から、
私たちは原発に代わる次世代エネルギーを探すべく、
自分たちで電気を作ってみることになったのでした。
ところで、レモンなどの果物で発電できることを、みなさんはご存知ですか?
“イオン化傾向の大きさの異なる2種類の金属を電解質溶液に浸すと起電力が生じ、電池ができる”ということだそうで、今回は導線でつないだ銅版と亜鉛版を果物に差し込んでみます。
電気が流れると、音が鳴るしくみで、電気の強さによって、音の大小、速さが変わります。
さまざまな果物や飲み物を準備して、どれが一番節電(=発電)できるかを比べることになりました。
エントリーした果物&飲みものは、レモン、グレープフルーツ、オレンジ…などなど10種類。よしぴろ先生いわく、公正をきすため、材料はすべて某100円ショップで購入、とのこと。
また、実験による発電量は、よしぴろ先生が考案した世界的審査基準”SDS(節電指数)”で表されます。
各果物の実験ごとに、参加者が5点満点で点数をつけ、参加者7名の合計点数がその果物のSDSとなるのです。
最初に単3電池をつないでみると、かわいらしい音色のIt’s a small world が、テンポよく、はっきり聞き取れる音量で流れました。
これを5点満点として、参加者による評価が始まります。
実験室らしく設われた怪しい光の中、厳かな儀式でも行うかのように、Dr.よしぴろがゆっくりと一つずつの果物を刻み、銅版を差し込んでゆきました。
しかし実験は、我々の期待とは裏腹に、非常に厳しい内容となってゆくのでした…。
(この続きは、新聞に掲載されています、そちらをご覧ください!!)
投稿:スペクタクルの噴泉さん