ネット上に、「江川活版」の文字をたまたま発見しました。
書体見本です。ひそかに江川さんの活字がPCのフォントへと受け継がれています。
この書体は見たことないですけどね。
かなりクセの強い書体です。
アメリカにもこういうとこがあるようです。
The San Francisco Center for the Book
えらく活発に活動している館のようです。
ワークショップも多数。
5日間でがっつりと活版で本をつくるワークショップとかもあり。
ヨーロッパなら不思議でないけど、アメリカにあるのは意外?
というのは偏見?
半年ぶりに書き込んでみました…。
ちょっと検索してたら、発見しました。
「名刺、ハガキは活版で印刷します。」というところが
えらい近場にあったようです。
活字の補給とかどうしているんだろう…。
「1時間特急仕上げ」というのもある、ということは、職人さんが常駐しているということなのでしょうか…。
試しにのぞいてみたい気もします。
ProjectEの参考資料のひとつとなっている「文字百景」ですが、これまで百号ばらばらで散逸が心配されましたが、現在製本をお願いしております。
(正確には製本、でなくて帙箱の制作)
こうご期待。
下記の書籍をご寄贈いただきました。改めてお礼申し上げます。
「創立三十年から四十年へのあゆみ−仙台印刷工業団地協同組合創立四十周年記念誌」
できたてほやほやの本なので、印刷団地の発足から現在にいたる歴史のほか、活版の時代も含めて活躍されて来られた印刷会社の方々の座談会など、参考になる部分がいろいろとありそうです。
本町にある民間経営の「斉藤報恩会自然史博物館」
元々は、宮城県の富豪であった斉藤善右衛門が大正12年に私財を出して創立
この前のニュースでちらっと見たのだが、
この斉藤報恩会の資料?建物?が、今年あった地震によってダメージをうけたようで、
それらを手放して、東北大学に寄付するとかなんとか(運営も?)
例によって、東北大の教授は「こんな逸品を!」と興奮状態
定かな情報でなくてごめんなさい(夢じゃないよな)
やっぱり、地震というものは
今も昔も、歴史とか技術、街のあり方が変化する
大きなターニングポイントになっているんですねえ
宮城県図書館のリファレンスサービスに以下の資料があるか問い合わせてみたところ、回答をいただきました。
『●ご質問
下記について記載のある資料を知りたい。
1、江川活字製造所について
2、仙台の活版印刷について
●回答
1について
『宮城の印刷史』(宮城県印刷工業組合 1986)の「全国印刷業者名鑑(宮城県の部)」に「活字 東一番丁 済谷川三作 江川活版製造所支店 明治二十五年」とありました(p 126)。この他『宮城県史』等の資料にあたりましたが、江川活字製作所についての記述は見当たりませんでした。
2について
上記でご紹介致しました『宮城の印刷史』(同上)、及び『仙台事物起源考』(菊池勝之助著 郵辨社 1964)の「活字印刷の始め」(p 35)に、活版印刷についての記載がみられました。
ご紹介いたしました資料は、すべて宮城県図書館3階みやぎ資料室にございます。閲覧ご希望の際は、宮城県図書館3階みやぎ資料室へお越しください。なお、みやぎ資料室の資料は館内閲覧となります。』
便利なサービスですね。
『宮城の印刷史』はsmt7階書庫のものと同じものですね。
『仙台事物起源考』はsmt図書館にもあるでしょうか? さがしてみます。
shojiがこれまでにあたって、江川活字製造所についての記述を見つけた資料は以下
●『宮城の印刷史』(同上)
●『日本印刷人名鑑』(株式会社日本印刷新聞社 1955)
内容:濟谷川松栄さんの略歴(p 69)
江川活版製造所(東京のほう)についての記述を見つけた資料は以下
●『宮城の印刷史』(同上)
内容:「宮城県印刷業の記録」東京江川活版製造所支店・ 印刷木版 江川彌三郎(やさぶろう?)の記述(P100-102)
●『文字百景』(朗文堂 1995)
6号 資料発掘/行書体活字の創業者・江川次之進 抜粋『本邦活版開拓者の苦心』より(組版工学研究会・坪山一三 著)
●『文字百景』(朗文堂 1997)
46号 印刷夜ばなし(一) ピンマークあれこれ(嘉瑞工房・高岡重蔵 著)
このほかありましたらお知らせください。
まあ、江川さんの記述自体は見つけるの大変でしょうね。
聞き取りが手っ取り早いでしょう。
それから、
・創業のころの仙台の印刷(東京の江川活版の仙台支店の創業時、江川活字の創業時)
・戦時中の仙台の印刷
・復興時の仙台の印刷
・宮城県沖地震当時の仙台の印刷
についての資料がありましたら、これもお知らせください。
宮城県図書館に依頼していた河北新報の記事の複写が届きました。
江川活字製造所の特集記事です。(1999年2月25日木曜日夕刊12面『街いま』)
ここに全文載せたいところですが、いまのところクローズドとはいえ、
プロジェクトの性格上おおっぴらに著作権を無視する訳にはいかないでしょうから、
内容を知りたい方はshojiまで。
特に新発見はありませんでしたが、
この数字は貴重かも。
『5000近い文字が12種類の大きさ、3種類の書体の数だけある』
、、ということは、5000×12×3=180000???
江川活字製造所の資料をさがしています。
●新聞記事
1999年2月25日 河北新報(夕刊12面)
宮城県図書館に複写を依頼中。
●ニュース映像
「NHKの取材が来たことがある」、という濟谷川さん(江川活字製造所はこの御家族が経営されていました)のお話をもとにその映像ソースの有無についてNHKに問い合わせることにする。
放送年月日は不明だが、この映像が放送されたにことより河北新報が取材に来た、という経緯があるので、河北新報に記事が掲載された1999年2月25日より前で、かつそう遠くない時期と予想できる。
NHK仙台・視聴者ふれあいセンターに問い合わせる(6/25)。NHKのアーカイブは、10年といった昔の、一部の厳選された内容で、かつ権利問題がクリアされた分のみ、埼玉のNHKアーカイブスで一般公開されている。
その他の映像ソースは一般は閲覧できないことになっている。
そして今回の場合、1999年頃のものということだと下手をするとソースは捨てられている可能性もあるそう。
ただ、プロジェクトで使用したい、という話をしたところ、
映像ソースの貸し出し等を行っているNHKサービスセンターに電話をまわされた。団体であれば、お金を支払って権利問題をクリアすれば、ソースを使用することができ、試写もお金を払えば可能ということなので、とりあえず書類を送っていただくことに。(6/26)
映像ソースを見る(そして使う)ためには、こちらでまず放送年月日、番組のタイトル、江川活字製造所の映像の部分の副題を調べてから、申し込まなくてはならないのだが、これがなかなか面倒な作業。河北新報に記事が掲載された日(1999年2月25日)から遡って新聞のTV欄を1日分づつチェックしていくという…。(しかももしかしたら捨てられているかもしれないのに。)これ以外に放送年月日突き止める方法がありましたら、誰かおしえてください。
放送年月日ぐらいはせめて明らかにしたいけれども、映像ソースの検索、試写、使用、それぞれお金を払う必要がある(しかも高い)ので、その後に関しては要・熟考。