シニア・パソコン・ボランティア レポート


豊齢研ITサロン会津 様  

1 団体名

豊齢研ITサロン会津
(特定非営利活動法人設立認証申請中(平成13年4月23日県受理済))

2 主な活動場所

事務局 代表自宅
(パソコン教室開催場所 NTT会津若松支店、会津アピオ、)


4 テーマ 高齢者こそITを生きがいの友に

I、生きがいのための豊齢社会研究会設立から現在まで

◎ 設立の趣旨

 豊齢社会研究会は、まずいかに自分が心豊かに、そして実りある人生を過ごすかを仲間と肩の力を抜いて語り合う場にする会にしたいのです。
 パソコンとインターネットは研究会の友の一員として仲間入りしてもらうのです。ですから、主役はあくまでも私たちであり、パソコンとインターネットは脇役です。主役と脇役一緒になって人生を語り、心の輪を広げていきましょう。 
 以上の趣旨で平成12年4月1日から毎月6回前後、通算約80回以上、わいわいがやがやパソコン・インターネット教室を開催してきた。
 その間、会員の方の口コミ等により、会の趣旨に賛同し参加される方がどんどん増え、また、修了されていく方もあり、平成13年3月時には、会員50数名となり、6月現在会員40数名にてサロン開催中。

II、わいがやーふれあい報

豊齢社会研究会あいづ 平成12年8月24日発行、発行人 会員 新国正明

――新会員続々仲間入り――現在26名―

 代表の長谷川友仁先生の呼びかけで始まった豊齢社会研究会は、NTT会津若松支店様の全面的なご協力のもと順調に進み、会員は日を追う毎に増え、8月24日現在26名の多きを数えている。
       豊齢社会研究会あいづの「趣旨ときまり」について
 代表の長谷川先生は、次のように述べておられる、「豊齢」とは、老いは人生の下り坂ではなく、常にゆっくり登って行く年代」との意味を持つ。あるいは「老いを優しく包み込む」という豊かさに満ちた言葉です。豊齢研あいづは、まず、いかに自分が心豊かに、そして実りある人生を過ごすかを仲間と肩の力を抜いて語り合う会です。会の仲間と情報通信技術(IT)にふれることの楽しさや一緒に学ぶ仲間との交流の場です。

《会員の声》

○ 雰囲気のいい会ですね。孫が2人になりましたが、孫と話ができるようにがんばってます。国分さんのようにデジカメなども自由にやってみたいですね。

会員No4  小林澄子さん(65才)

○ みんな真剣でいい。私ももっともっと勉強したい。大勢になったので、それぞれ持っている力をみんなのために出し合ってほしい。

会員No2  江川善秋さん(69才)

○ いいですね。設備もいいし、月6回の回数もちょうどいい。自分のペースでできるのもいいですね。

会員No10 馬場 順さん(68才)

○ のんびり気をもまずやっています。画面のバーの意味がわからないと、進まないので、毎回すこしずつ憶えています。楽しい。

会員No9 長谷川文夫さん(70才)

○ だいぶ憶えてきました。ワードで文字に色を付けることも出来るようになりました。ツールバーを憶えることがまず必要ですね。

会員No14 山口守彦さん(63才)

III、今後に向けて

 今年度のIT講習が各地で開始され、高齢者の多くの方がパソコン操作とインターネットの基本習得まで進めない方おられるようです。
 当会1年間以上の実績でも、高齢者の方々は平均して若い方々の3倍から5倍以上の習得時間が必要、高齢者各人の習得速度にも大きな個人差があり、どうしても3〜4人に1人の補助サポーターがつき、「そこは、こうしてこうやる・・・」と、同じことを繰り返し、同年輩の方と、わいがや楽しみながら続けることが必要です。せっかくやろうと思われた高齢者の方々が時間をかけて挑戦し続けられる環境つくりをしていきたい。問題は、会場不足です。 パソコンボランティア活動を成功させるコツや、いいアイデァ等このレポートをご覧各位のご指導ご支援を期待します。




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