今日は子供のように遊ぶ!!
遊ぶときは考えてはいけない。感じるだけ。そしてそれにともない体が勝手に動くことだと思っている。
そんなわけで、今日は太白山自然観察の森に遊びにきました。
この森にある観察センターでは、季節を十二分に感じることのできるガイドウォークを毎週日曜日に開催しています。 今日のガイドのテーマは、実りの秋にちなんだ「たねの旅立ち」です。
森にはさまざまな形をした種子が、それぞれのアピール方法で運ばれるのを待っています。 手でそっと触るとはじけて飛び散る種には、子供から大人まで参加者一同、その感触にとりこです。やめられない。
「なぜ?」 好奇心の目
「まめの中にある種子の配置はどうなっている?」 「なぜ、この花の実は上側に向いているのだろう?」
『なぜ?』と思うこと。そして、それをひとつひとつ丁寧に拾っていくこと。 好奇心の目で見ると、身の回りにある全てのものがおもしろい!!なんで?どうしてだ??
「知らなくても生きていけるけど、知っているとおもしろいよなー。」と嬉しそうに話す、レンジャーのはんざわさん。
自然の中に潜むもの
左にある写真上段は、長い足を持つザトウムシの仲間。 8本ある足の中でも、最も長い2本の足をつえのようにして地面をさぐりながら歩くのが特徴です。
下段の写真は、木の切り株から生えていたきのこ。 ちなみに、このきのこは食べることができます!
この森には、人間も食べることのできるものが、いたるところに見受けられます。ただ、一歩間違えると、大変なことになるので要注意。
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レンジャーという仕事 半沢夏実 さん
「これはなに?」「なんでこうなっているの?」
素朴な疑問、不思議なこと。子供から大人まで。 自然観察中にははたくさんの「どうして?」が投げかけられます。
それにユーモアを交えながら、ひとつひとつ丁寧にアドバイスをしてくれたのが半澤さん。 レンジャーと呼ばれている、自然観察センターの自然解説員です。
「その場に居合わせたメンバーが、お互いの思いをコンセンサンスしながら、自分たちの力で成果物を創り上げる協同作業」
自然観察センター 半沢夏実氏
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