●コンピューターソフトウエアの著作権は
パソコンのソフトウエアは、所有者に帰属するのではなく、1台1台のパソコンに帰 属します。
ですから10台のパソコンのある場所ではソフトウエアも10本購入しなければなり ません。
それがソフトウエアを利用するときの基本ルールです。
しかし、学校のような教育機関で大量のパソコンで同一ソフトウエアを使用する場合、ソフトウエア会社は学校用の使用許諾を行っています。
最大手であるマイクロソフト社はMicrosoft Campus Agreement キャンパスアグリーメント という大学や短期大学、大学院などの高等教育機関向けにデザインされたライセンス
プログラムがあります。
今回の全国の自治体、教育委員会などが主催するIT講習会を無償で実施する場合、マイクロソフト社からは次のような情報が提供されています。
●マイクロソフト社の関連ホームページ
http://www.microsoft.com/japan/education/purchase/gaibu.htm
初等中等教育機関様向けライセンスプログラム「マイクロソフト スクールアグリーメント(SA)」では、無償で実施されることを条件にIT講習会等での外部者の利用が可能です。
スクールアグリーメントではこれまで外部者の利用について、その内容を事前にご申請いただき、個別に承認をさせていただいておりましたが、今後、この申請をいただく必要はございません。2001年1月15日からの新規ご契約に対しましては、ご契約書に適用条件等を記載しております。それまでの間の新規ご契約者や、既にご契約いただいている皆様へは、契約書の追加文書として、許諾内容と適用条件等を記載した文書をお送りいたします。
http://www.microsoft.com/japan/education/ca/
Microsoft Campus Agreementは、大学や短期大学、大学院などの高等教育機関向けにデザインされたライセンス プログラムです。Microsoft
Campus Agreementは、個々のパソコンに対してライセンスを発行するものではなく、ご契約いただく学校を通じて教職員数や学生数に応じてライセンスを発行するものです。ユーザーはご契約と共に使用権を得ることになります。ソフトウェア購入・管理担当者の負担を大幅に削減しました。
●コンピューターソフトウエアの著作権についての
くわしい情報は、社団法人 コンピュータソフトウェア著作権協会でごらんいただけ
ます。
わかりやすいリーフレットも無料で配布しています。
社団法人 コンピュータソフトウェア著作権協会
http://www.accsjp.or.jp/
専用の「著作権ホットライン」(03-5976-5178)で、コンピュータソフトウェアの著作権に関する質問に答えています。
社団法人 コンピュータソフトウェア著作権協会
〒112-0012 東京都文京区大塚 5-40-18 友成フォーサイトビル5F
TEL 03-5976-5175 FAX 03-5976-5177
ウェブサイトで購入できる資料
ACCS情報モラルハンドブック1
コンピュータソフトのライセンス管理とは何か ―学校編―
A5判・48頁・99年発行
定価:300円(税込・送料別途)
教育機関においても パソコンやインターネットが急速に普及しつつありますが、
情報に関する教育やソフトウェアの管理については 立ち遅れているのが現状です。
本冊子は、最近特に注目されている「ライセンス管理」 について分かりやすく解説しています。
学校内でソフトウェア管理の整備を進める上で、ぜひご活用ください。
「身近でおこるソフトウェアの著作権Q&A」
「あなたの会社の違法コピー対策は万全ですか?」 ソフトウェア著作権Q&A企業編
※ともにA4判3ツ折です。
少部数でも、ご必要な方には無料でおわけしております。
但し、送料はご負担ください。なお、100枚以上のご希望については有料となります。
詳細は事務局(03-5976-5175)にお問い合わせください。
IT講習会に関する質問などをお寄せください。