今年で15回目を迎える定禅寺ストリートジャスフェスティバル(ジャズフェス)にあわせて9月11日に企画された「真夏の夜のジャズ」には、3回の上映にのべ256人の方がいらっしゃいました。
1958年アメリカ、ニューポート・ジャズ・フェスティバルの模様を当時のファッション文化とともに映像におさめたこの作品は、音楽ドキュメンタリーの傑作に数えられるだけではなく、ジャズとアメリカの最も幸福な時代を撮したものといえるでしょう。ステージで楽しげにパフォーマンスをするアニタ・オデイやルイ・アームストロングらの姿は、その日定禅寺通りで繰り広げられた数々のバンドの演奏にも重なります。第3回のジャズフェスの際にも上映されたことがあり、その当時ご覧になった方には懐かしさを、はじめての方には今なお新鮮な驚きを感じられたようです。今後もジャズフェス恒例として企画してほしいとの声を多くいただきました。
せんだい映画週間
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