はじまりとして

コール&レスポンスとは、市民がキュレーション(美術展を企画すること)を学びながら実際に展覧会を企画するプロジェクトです。

2011年に「せんだいメディアテーク」(以下smt)の

呼びかけ(コール)に 応答する(レスポンス)

する形で始まりました。 2013年の2月~3月 にsmtで開催する展覧会に向けて市民の参加者の手で形作られていきます。

参加者は カメラマン、映像作家、学校の先生、 設計屋さんに、広告屋さんに、八百屋さん 就職活動中の学生さんや、大学の事務員さん エネルギー屋さんや、NPOの職員さんまで

まるで、市民の縮図のような

“わたしたち”が

震災を経た仙台市でやるべき展覧会とはなんでしょう?

こころに投げ込まれた石が、その奥で水面を揺らすことはあるでしょうか?

それぞれの参加者がそれぞれの切実さを抱え、どんな展覧会にしようかと、 割れる意見に、時に軽く絶望したり 来たるべき展覧会を、時にうっとりと夢想しながら 街の明かりで明滅する仙台市の中心部で、このプロジェクトはゆっくりと進行しています。

その様子を、このブログではお伝えしていくつもりです。

※「コール&レスポンス」は「せんだいメディアテーク」の企画による活動ですが、このブログはあくまでその参加者が運営するものです。

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