ガイドウォーク「たねの旅立ち」
2002年10月6日(日)
太白山自然観察の森
(自然観察センター集合)

くり

なんだなんだ

今日は子供のように遊ぶ!!


遊ぶときは考えてはいけない。感じるだけ。そしてそれにともない体が勝手に動くことだと思っている。


そんなわけで、今日は太白山自然観察の森に遊びにきました。

この森にある観察センターでは、季節を十二分に感じることのできるガイドウォークを毎週日曜日に開催しています。 今日のガイドのテーマは、実りの秋にちなんだ「たねの旅立ち」です。

森にはさまざまな形をした種子が、それぞれのアピール方法で運ばれるのを待っています。 手でそっと触るとはじけて飛び散る種には、子供から大人まで参加者一同、その感触にとりこです。やめられない。

「なぜ?」
好奇心の目


「まめの中にある種子の配置はどうなっている?」
「なぜ、この花の実は上側に向いているのだろう?」


『なぜ?』と思うこと。そして、それをひとつひとつ丁寧に拾っていくこと。
好奇心の目で見ると、身の回りにある全てのものがおもしろい!!なんで?どうしてだ??


「知らなくても生きていけるけど、知っているとおもしろいよなー。」と嬉しそうに話す、レンジャーのはんざわさん。

まめはどうなっている
こどもが覗く

くも

きのこ

自然の中に潜むもの

左にある写真上段は、長い足を持つザトウムシの仲間。
8本ある足の中でも、最も長い2本の足をつえのようにして地面をさぐりながら歩くのが特徴です。


下段の写真は、木の切り株から生えていたきのこ。
ちなみに、このきのこは食べることができます!

この森には、人間も食べることのできるものが、いたるところに見受けられます。ただ、一歩間違えると、大変なことになるので要注意。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ピックアップ

 

レンジャーという仕事
半沢夏実 さん


「これはなに?」「なんでこうなっているの?」

素朴な疑問、不思議なこと。子供から大人まで。
自然観察中にははたくさんの「どうして?」が投げかけられます。

それにユーモアを交えながら、ひとつひとつ丁寧にアドバイスをしてくれたのが半澤さん。 レンジャーと呼ばれている、自然観察センターの自然解説員です。

はんざわさん

こどもとはんざわさん

ワークショップとは?

「その場に居合わせたメンバーが、お互いの思いをコンセンサンスしながら、
自分たちの力で成果物を創り上げる協同作業」
 

自然観察センター 半沢夏実氏




ワークショップ名 ガイドウォーク「たねの旅立ち」
主催団体(敬称略) 自然観察センター
開催日 2002年10月6日(日)
開催場所 太白山自然観察の森
ファシリテーター(敬称略) 半沢夏実(太白山自然観察の森 自然観察センター レンジャー)
参加人数 9名 (成人7、小学生1、小学生以下1)
連絡先
自然観察センター
022-244-6115
   
次回のワークショップ開催日 毎週日曜日 午後10時〜、午後1時半〜

▲ホームに戻る