20080628-29 Le café du vent

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カフェは2日間、大盛況のうちに終わることができました。
色々、不慣れなもので、裏ではミスも多々ありました。(シュガーをコーヒーの倍用意しているのに、マドラーを一つも用意してなかったり。)しかし、SMTさんのご好意のお陰で何とか切り抜けることができました。ありがとうございました。
老若男女、カルチュラル・タイフーン参加者以外の方々にもお立寄りいただき、まさに「公共的」なカフェになったと実感しています。そして、それをドキっとする笑顔で支えた美少女ウェイトレスに、第1回ミス・カルタイの称号を送りたいと思います。
それにしても、喫茶店のマスターって面白!大学院を辞めて、実業家になろうと決めた2日間でした(笑)
今回は、ネスプレッソの3つの味(ヴィヴァルト、ヴォリュート、コズィー)を提供しました。なかでもヴィヴァルトは苦味の強い大人の味が皆様に大好評で、リピーターの方もいらっしゃったほど。また、3つの味をそれぞれ試してみる方もいらっしゃいました。
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    ホスト 笹島 秀晃
    (カルチュラルタイフーン2008 in 仙台)
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fromカフェ研    風のカフェ Le café du ventは、各階で怒濤のように行われたカルチュラルタイフーンの白熱したイベントの休息地として、台風の目のような役割を果たしました。しかし、ただ休むだけではなく、特別に選書されたカルチュラルスタディーズ関係の本を楽しめる仕掛けも用意され、コーヒーとともに議論を振り返る場にもなっていたのです。そして2日目には、よりコミュニカティブな場として機能し、売り上げも倍増!カフェを計画した実行委員の山下さんには、カフェ研から「カフェ手配師」の称号を贈りたい!
     

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20080628-29 Le café du vent

ホスト spacer 笹島 秀晃(カルチュラルタイフーン2008 in 仙台)
    東北大学大学院文学研究科社会学研究室所属
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カフェの内容  
カルチュラルタイフーン(文化の台風)の、嵐のような勢いのまま、熱く議論を交わす場として。
台風の騒ぎから少し離れて、台風の目の中のような、ひとときの休息の場として。
「風のカフェ(Le café du vent)」は、どなたでもご利用いただける空間を提供いたします。
カフェ脇にはカルチュラルタイフーン推薦書コーナーも設置しております。ご一緒にお楽しみください。
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開催日時  
2008年6月28日(土)・29(日)13:00 – 19:00
   

20080615 タイポグラフィ・カフェ

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カフェ名物は「話の濃さ」。
街中のカフェであれば、珈琲の味、店の雰囲気、音楽、立地などに重きを置くのですが、このカフェの特徴として珈琲一杯の濃さよりもゲストの方のお話しの濃さを好む傾向があります。
今回のゲスト、デザイナーの小泉均氏は活版に魅了され続け、すでに30有余年。メディアテークの地下に鎮座する活版設備(印刷機・活字等)を駆使するワークショップなど活版活動に多大な指導と影響を与え続けている方であり、記念すべき第1回目のゲストとしてこれ以上、ふさわしい人物はいないのではないかとお招きした次第です。
小さな金属の文字から広がる無限の楽しさや深さがトークの中で次々に語られ、まるで万華鏡をのぞいているような気持ちに。単に紙の上に印刷するだけの技術に留まらず、活字の美しさ、仕組み、歴史などを知る楽しさが充分、お客さまに伝わったのではないかと思います。
お客さまに飲んでいただいたエスプレッソに負けない濃厚トークのひととき。今後もこのカフェの「美味しい時間」に期待しています。
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fromカフェ研 1杯のカフェを求め立ち寄った店先で、偶然居合わせた客たちとふとしたきっかけで話題が広がる —活躍の分野が違う人々が集い、様々なテーマが生まれ、広がり、その場でそれは終わることなく、彼らの本拠地に分散し、再び語られ広がっていきます。カフェとはそんな文化的ノード(接点)といえるでしょう。
地下の活版工房から会場を7階に移してのサテライト展示とワークショップ。その最後に行われたカフェトークは、より多くの人に活版印刷に親しみ楽しんで貰いたいという思いから工房をとび出した、smt活版印刷の新たな心意気も添えた、おいしいお話と、おいしいカフェのひとときでした。
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作画:高島万貴子

20080615 タイポグラフィ・カフェ

ホスト spacer せんだいメディアテーク
ゲスト
小泉 均
マスター 小出 尚喜
カフェの内容
活版サテライト展示と活版ワークショップを記念して、cafeゲストの小泉均さんとcafeマスターの小出尚喜さんとのトーク。
第1部では、今回の展示品の解説や活版にまつわるよもやま話をお聞きします。
第2部では、小泉さんがアダナ印刷機と出会った頃のお話を深く掘り下げてお聞きします。
開催日時 2008年6月15日(日)16:15 – 17:15
小泉 均 (こいずみ・ひとし)
タイポグラファー。タイプショップg主催。前長岡造形大学教授。
スイス・スタイルのデザイン教育を今も継承するバーゼル造形学校で学び、ウォルフガング・ワインガルトに師事する。
主な著書に『タイポグラフィの読み方』(美術出版社刊)などがある。