(個人的な話ですが)
大学でWS(ワークショップ)を記録する機会があったことがそもそものはじまり。
私の在籍していた学科では、
毎年夏休みに大学周辺地域の小学生を大学に招待し、
2日間つかって造形のWSを行っていました。
企画運営は学生、
地域のお母さんが実行委員会をつくってこれをサポート。
資金は大学のお金。(授業の一環なので。)
これを毎年さまざまな方法で記録しているのですが、
●ノウハウがある程度蓄積される
●記録の成果物が広報の道具になる
●自分達の企画を記録する過程でフィードバックがある
という点で記録が大変重要と思いましたのであります。
とくにこういったWS、楽しいは楽しいのですが、
どう楽しい、とかなぜ楽しい、とかいうことを人に伝えるのが大変だったり、
WS自体は成果物ができることが目的ではなかったりするので、
継続してやるためには記録があると大変便利と思ったのであります。
江川活字製造所を記録することから多少話がずれるように思えますが、
個人的な事物、
(WSの場合は体験、江川活字製造所の場合はこの店の人、物、場所の記憶)
を、共有の財産にかえていく、という意味では同じではないでしょうか、
いかがでしょう。